こんにちは。
たまです。
今回、人生初のジオラマづくりにチャレンジしてみましたのでご紹介したいと思います。
夏も近いということで、海と砂浜のジオラマを製作してみました。
素人のしかも初ジオラマということで、できはよくないかと思いますが、読んでいただけたら嬉しいです。
フィギュアを飾って遊べるジオラマを作りたい
今回は、フィギュアを飾って遊べるジオラマにしようと思いました。
仕事が忙しくてご紹介できていないものの中に、メガミデバイスやフレームアームズガールなどプラモデルがあるので、それらを飾れる波打ち際のジオラマにしようと思います。
・南国の海のように白い砂浜
・エメラルドグリーンの海
・白く泡立つ水しぶき
なんとかこれを再現することを目標に製作を開始します。
土台を用意する
まず、ジオラマを作るために土台を用意しました。
今回は、手近にあるものを土台として使用しました。
それがこちら。
一見するとただの木の板なのですが、どんな木の板かといいますと「写真を張るためのパネル」なんですね。
この板の上に、白黒フィルムの写真を印画紙に焼き付けたものを張って壁に飾ったりするあれです。
僕は学生時代写真部で、白黒フィルムでやっていた時代もあったので、家の押し入れに使っていなかったものが眠いっていました。
裏返すとヨドバシカメラの値札が貼ってありました(笑)
ご覧の通り、裏返すと木枠があってお盆みたくなっていますよね。
この木枠部分が土台っぽくなってくれると思いこれを使うことにしました。
土台に木工用ボンドを塗っていく
まず、土台に木工用ボンドを塗っていきます。
写真をとった時はめっちゃ雑に映っていますが、この後ちゃんとヘラで全体に広がるように塗りました。
ただ、ここで1つ大失敗・・・。
ただの木の板なので水分が染み込んでいってしまいました。
木工用ボンドに水を加えて伸び安くしていたのですが、水が吸われてしまってまんべんなく塗るのに苦労しました。
この失敗を防ぐには、あらかじめ表面をコーティングするような処理をしたほうがよかったかもしれません。
砂浜の材料に固着剤を加える
今回、砂浜の材料に用意したのが、モーリン社が出している「クラフトサンド(ホワイト)」です。
きめ細やかな砂浜にしたかったので、0.1mm~0.3mmの大きさのものを選びました。
このクラフトサンドをプラスチックコップ(紙コップでもいいと思います)に使用する量を入れます。
そこへ、固着剤を混ぜていきます。
今回使用したのはこちらの固着剤です。
こちらも、クラフトサンドと同じ会社のモーリン株式会社さんから発売されているものです。
その名も!「模型用固着剤Super Fix」
パッケージにも砂・石・バラストの固着に最適!と書かれていました。
さっきのコップに入れた砂に混ぜていくのですが、適度にペースト状になるようにしたかったので、少しずつ足しながら入れていきます。
また、固着剤だけでなく、固着剤1に対して1対1の割合で水も加えました。
徐々に量を増やしていくと、いい感じに水分を含んだペーストになりました。
砂を土台に塗る
このペーストを土台全体に敷き詰めていきます。
古くなっていらなくなったスプーンを使って塗っていきました。
全体に塗り終わったら、しっかりと固着するように十分乾燥させます。
乾燥が終わるとこんな感じに。
いい感じに白い砂浜の雰囲気が出ています。
砂に海の色を着色していく
純分に乾燥され、土台に固着していることが確認出来たら、海になる部分を着色していきます。
今回は南国の海ということで、真っ青な透明感のある海にしていきたいと思います。
着色に使用した塗料はタミヤのアクリル塗料「X-14スカイブルー」です。
ただ、やはり南の島の海と言えば、ただ青いだけではなく少しグリーンが入った「エメラルドグリーン」のような海ですよね。
今回もエメラルドグリーンに近い色合いの海にしていきたいと思います。
そこで、スカイブルーの塗料に少しずつタミヤのライトグリーンを加えていき、理想とする色に整えました。
こちらが元のスカイブルー。
そしてこちらがライトグリーンを加えて調整したものです。
色が確定したのでエアブラシで着色していきます。
少しずつ重ね塗りをして、沖に行くほど色を濃く、波打ち際に近づくほど薄く塗っていきます。
塗り終わるとこんな感じ。
あえてムラを付け、海面が揺らいでるように見えるように塗りました。
海水を作っていく
いよいよ海水部分を作っていきます。
今回、水の表現に使うのは、こちらの「モデリングウォーター」を使用しました。
こちらのモデリングウォーターは、チューブに入っているため扱いやすく、ある程度粘度もあるためゆっくりと落ち着いて整形していくことができます。
凝固は30分くらいから本格的に始まるので、固まり始めたときにピンセットなどでかき混ぜたりすると薄い面の動きを作ることもできます。
といっても、液体には変わりませんので、流し込む場所にテープで囲いを作り、そこに流し込んでいきます。
(本来はもっとしっかりとしたテープや板で囲いを作ったほうがいいです)
モデリングウォーターのチューブを開封し、そのまま土台に流し込んでいきます。
粘度はそこそこあるのですが、先ほど張った囲いのテープに隙間があると漏れ出てしまうので、流し込むときは漏れていないか注意深く確認しながら流し込んでいきます。
とりあえず流し込んだ直後はこんな感じです。
ご覧の通り気泡が細かくできてしまっているので、固まる前に素早くピンセットなどで気泡を処理していきます。
ある程度気泡をつぶし終え、完全に硬化した状態がこちら。
手前側に気泡のように見えている部分は、土台の砂が高くなっている部分なので、この辺りは後でもでリングウォーターを追加して整えていきます。